純正のポートは安心感がありますが、レンズも純正のものを想定しての設計であったり、値段が高価であったりと選択に迷うことがあります。OlympusのPEN用のポートは、基本的にはメーカーでの交換サービスに頼ることになりますが、多少サードパーティー製での交換も可能です。
サードパーティー製ポート
マクロポート(Aoi製 FLP-02 MACRO FLAT PORT)
私の使っているマクロポートです。実質OlympusのM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの専用ポートになります。このレンズ専用に、先が細くなっているので、被写体が見やすくなります。マクロの場合被写体との距離が近くなる場合が多いので、レンズで隠れると構図を決めづらいです。純正の標準ポートよりずっと使いやすくなります。
ワイドポート(Athena製 OPD LH-100)
私の使っているワイドポートになります。実質Panasonic製のLUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5専用のポートになります。ワイドポートは汎用性の高いものもありますが、このポートは専用です。その分、無駄に大きい部分がなく小さなPT-EP12との相性が抜群です。
ポート交換
PT-EP12のオリジナルポートの状態
ポートの交換は、専門ショップに任せるのが一番です。ですが自己責任でDIYで対応することも可能です。お薦めはできませんが、私は普通に対応して一度も水没歴がありません。
元々は、上記の状態です。PT-EP12の裏蓋を開けて、以下のネジを外します。このネジでポートが回るのを防いでおります。金属がポートの縁に引っかかってます。
ネジを外した状態が、以下の写真です。ネジを外して、金属のストッパーを押し込んだ状態です。この状態になるとポートをぐるっと回す事ができます。
回すと、ポートとハウジングがパカッと外すことが可能になるのですが、これがグリースが固くなっていたりしてなかなか回るものではありません。絶対に、素手で力任せに回さないのがコツです。本体がプラスチック製(ポリカーボネート製と言ったかな?)なので下手に力を入れると割れると思います。※失敗したことないですが。
この写真の様に、ハウジング本体にはグリップを付けて回すときのハウジング側の握りにします。ハウジング本体は面で固定されますので安全です。ポート自体は、ラバーレンジで締め付けます。こうすると簡単にくるっと回す事ができます。
外れたら逆の手順で、マクロポートなりワイドポートを取り付けて固定すれば終わりです。この際にOリングがダブルになっています。良く清掃してグリースを塗って、髪の毛などを巻き込まない様に慎重に実施して下さい。
完成形はこんな感じです。
コメント