水中でのマクロの世界はとてもマニアックで、マクロ派などといって拘られる方もいます。レアな小さなウミウシなどを追って潜りつづけている方も多いです。ちょっと離れた被写体を狙うにも、マクロレンズは焦点距離が長いので便利ですし、以外と柔軟性があります。マクロは水中では特別な魅力があると言うことですね。
私のマクロ系のシステム
私のマクロ系のシステム例です。INON製のS-2000のストロボを2台左右に付けて、ちょっと重いのでフロートアームを付けています。ハウジングも・ポートもストロボも小さくて良いです。ポートが細くて被写体が見やすくてとても使いやすいです。このシステムの紹介は、こちらの投稿にも記載しております。
INON製のUCL-90
ポートの先にはM67のクローズアップレンズが付けられるので、INON製のUCL-90を付けたりしてます。これがまた使いやすくて、ぐっと被写体を大きくするのに便利です。ただし、ピントがシビアになるので、ミラーレスの液晶画面だと合わせづらいのが欠点です。拘ると、一眼レフに水中用の光学ファインダーを付けることになりますが、PEN用のハウジングでは無理です。
ワイド&マクロの2台持ちについて
私はどちらかというとワイド派ですが、欲張りで環境が許せばワイドもマクロも同時に水中に持ち込んだりします。どちらかというと、2台持ち込むために極力小さいシステムにしようとPT-EP12を選んでます。
2台持ち込むときは、他にお客様がほとんどいなくガイドさんとマンツーマン状態だったり、潮の流れのないとき等です。当然、2台ずっと持っていられないので、潜った後に水中に転がしておいてどちらかで撮影します。例えば、洞窟に入る場合はマクロを入口にポンと置きっぱなしで入っていって、出てきたらまた拾います。そんな使い方なので、沢山のダイバーが潜っているポイントには取られてしまいそうで不安なので2台持ち込みはしません。沖縄の離島の田舎で誰もいないような状況でやってます。
コメント