シュノーケリングにおけるストロボの活用

 シュノーケリングでは、防水カメラ一つの状態が多いので、なかなかストロボを活用するのは敷居が高いと思います。その意味で、シュノーケリングとしては、応用編となります。

内蔵ストロボは注意が必要

FinePix F200

 水中でのストロボ利用は、なかなか難しいです。ストロボを使わないと色が綺麗にでないのに、 この写真の例の様にストロボを使うと砂が沢山写り込みます。浅い海であればあるほど、砂が舞っているので難しいです。なぜ、砂が写り込むかと言うと、正面から発した光が、レンズの前で直に砂に反射してレンズに帰ってくるからです。内蔵ストロボを発光させるとこの様な事が多いです。
 内蔵ストロボを使う場合は、ゴミはほとんど入り込まなくなるくらいに近づくか、砂があまり舞わない深いところまで潜るかです。
 内蔵ストロボとわざわざ表現しているのは、外部ストロボもあるからです。外部ストロボであれば、被写体に対して外側から角度を付けて光を当てられるので、砂が目立たなくなり、綺麗に写せます。 私はシュノーケリングでも外部ストロボを付けて撮影します。全然、映りが違います。

外部ストロボの活用例

Olympus XZ-1

 この写真は、2m位の海でカクレクマノミを見つけて一生懸命潜りながら撮影したものです。ストロボも使っているので、未調整でも色がしっかり出ています。またワイドで撮影しており、その分被写体にしっかり近づいて撮っています。被写体に近づいて、ストロボを当てると、色がしっかり出てきます。ブレない様に、海底の大きな岩など握れるものを探して潜ります。体が浮いてしまうので、左手は岩を握り、右手だけでカメラを持ちながらシャッターを切ります。この時、左手にカメラを押しつけられたらブレも押さえられます。

FinePix F100

 これは、5m位潜っていますが、一気に潜って、浮いてきながら近くの魚を捕りました。しっかり被写体に近づいて、ワイドでストロボも使えば、素潜りでも綺麗な写真になります。

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