ベースとなるハウジング選び

水中写真を本格的にはじめる決心がついて、いざ機材を揃えるとなる時、一番重要なパーツは、ハウジング(防水ケース、防水プロテクター)となります。カメラやレンズを自由に選びたいところですが、カメラやレンズに対応したハウジングが無いと意味がありません。受注生産するのでなければ、ハウジングの選択がシステムの中心になります。

私のベースとなるハウジング

Olympus PT-EP12

 このハウジングを選択した理由は、ここを参照して下さい。
 このハウジングは、Olympus PEN E-PL7の専用でしかもレンズキットに付いているM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZというレンズを想定したハウジングです。
他にも以下のレンズが使えます。
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
・M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
・M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 このハウジングは小さなPENの特長を活かして、ポートも小さくしてあります。なのでレンズの選択には、あまり幅がありません。なので、これらのレンズをハウジングの中に入れて、ハウジングのレンズの先にクローブアップレンズやワイドコンバージョンレンズを取り付けることでカバーするのが前提のような、コンパクトデジカメのハウジングと同じ様な使い方が想定されております。

ポート交換

 もっと、本格的にマクロレンズやワイドレンズが使いたいときは、Olympusのレンズポート有償交換サービスを利用することとなります。
 汎用性の高い、PPO-EP01タイプとドーム状のPPO-EP02タイプがあり、それぞれ対応するレンズが異なります。
 PPO-EP02では、M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroも使える様な記載がありますが、レンズは入れられて使えるには使えますが、あれだけ大きなドームポート越しに、例えば小さなウミウシの様な被写体を狙うには無理があります。PPO-EP02はワイド専用と思った方が良いです。M. ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6をドーム越しに使えるのが良いですね。
 やはり純正のポート交換は、純正であることの安心感が違います。ただ、少々お高いですね。また、PPO-EP01は汎用性がある分大きくなりますし、PPO-EP02は、M. ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROを入れることを想定したドームポートでありそもそもが大きいです。PT-EP12の小ささのメリットが消されてしまうのが、少々もったいないですね。

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