PT-EP12について

本ハウジングの特長

Olympus PT-EP12

 私のメインのハウジングです。Olympusでは、防水プロテクターと呼びます。PT-EP12は、ミラーレス一眼のハウジングですが、コンパクトデジカメの様な小さなハウジングです。これが、良くも悪くもこのハウジングの最大の特長です。
 Olympus PEN自体が小さいのでこの特長を活かした設計と言えます。ただし、小さい分、レンズの選択幅が狭く、実質M. ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ専用と言えると思います。このレンズに、クローズアップレンズやワイドコンバージョンレンズを取り付けて撮影するのがこのハウジングの特長で、コンパクトデジカメ用のハウジングに似た使い方になります。

コンバージョンレンズによるレンズ交換

 クローズアップレンズを取り付けてのマクロ撮影や、ワイドコンバージョンレンズを付けてのワイド撮影などを、水中でレンズを付け替えられるのがこの構成の良さです。M67のネジが切られていて、対応するレンズであれば取り付けられます。相性を考えたらOlympus純正の水中ワイドコンバージョンレンズ(PTWC-01)や水中マクロコンバージョンレンズ(PTMC-01)を使えば良いです。

ただし、私の感覚ではマクロコンバージョンレンズは、わざわざ純正を使わなくても、INONやなんならM67の陸上用の普通のクローズアップレンズでも、それほど絵に影響は出ない気がします。ワイドは画面の端っこがケラレたり、歪んだりするので純正は良いですね。

後継機種の防水プロテクター

 PT-EP12は、E-PL7専用のハウジングです。この小ささと言い、使いやすく本当に気に入っています。E-PL8、E-PL9、E-PL10と新機種が出るたびに新しい専用ハウジングが発売されるのでは!と期待していたのですが、今のところ全然発売されません。それどころか、上位シリーズのOM-Dの新機種にも対応したハウジングが発売されなくなりました。水中写真の市場は小さくなってしまったのでしょう。売れないものは作らないのでしょうね。でもE-PL7以降カメラのセンサーも変わっていないですし、根本的にはあまり進歩しておりません。E-PL7自体が、E-PL6以前とは別次元のE-M1譲りの絵が出るようになっていたので、気に入って今でも使っております。
 これからミラーレスで水中カメラをトライする人は、状態の良いPT-EP12の中古を見つけたら買いかもしれません。私は、PT-EP12が販売終了になる際に、2台買い替えて古いPT-EP12と入れ替えました。E-PL7自体も非常に安く手に入りますし、お勧めではあります。

私の使い方

 私の使い方は、水中写真の撮り方に記載しております。基本的に、マクロ専用ポートやワイド専用ポートに付け替えて利用しております。

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