デジカメinfo等で、E-M1のMartⅢの噂がながれております。
E-M1 MartⅡユーザーとして、興味津々です。ただ、デザインやスペックを見る限り、あまり大きな変化が無いようにも見え、そのようなコメントも多く上がっております。私としては、なかなか面白いカメラに見えています。
私の注目の機能
カメラの進歩はすごいもので、CanonやNikonの様に正攻法で進化する内容にもすごさを感じます。Olympusはカメラ事業撤退の噂などがあるように、強いメーカーではないでしょう。ただ、独得の工夫が面白い。センサーを変えないで、引っ張り続けるのには正直イライラしますが、画像処理エンジンを進化させての工夫が個性的です。あくまで、まだ噂ですが。
①ハイレゾショットで50MPもすごいと思っていましたが、三脚を使うと80MP。
②5軸手振れ補正で、ISと合わせて7.5段分。
③Starry Sky AFという、手持ちで星が写せてしまうAF機能。
Olympusらしさ
正直、高画質を求めたら私もNikonを使っています。
OlympusはOlympusの独得の良さがあって、マイクロフォーサーズ規格のメリットを最大限に活かした工夫が面白くOlympusとのダブルマウント使いになりました。
マイクロフォーサーズ規格が発表されたとき、ミラーレスの構造とその可能性にワクワクしたのを覚えております。とても先進的でSonyがその流れの中でフルサイズ規格に最適化して成功しました。CanonもNikonもついにミラーレスの流れになってます。ボディー内手振れ補正などは、ミラーレス故の親和性の高さがあります。マイクロフォーサーズはセンサーが小さいのでその分の動かす幅の大きさも小さいので効果を出しやすいと思います。面白い規格だと思います。
①ハイレゾショット
ハイレゾショットは、マイクロフォーサーズには不向きな超高画素を補うべく、手振れ補正のためのセンサー移動技術で80MPまで持ち上げています。そもそも、ベイヤー配列はセンサー上の1画素でR・G・Bのいずれかしか取得できない中で、隣の画素で保管して1pixの出力を作り上げています。それをセンサーを瞬時に動かして4枚撮れば、1画素でRGBすべての情報を得られます。Foveonと同じ理屈になってきます。
②7.5段の手振れ補正
7.5段分の手振れ補正もすごいです。マイクロフォーサーズもそろそろ裏面照射センサーにしてほしいとか色々思いますが、7.5段分の手振れ補正なら、その分ノイズに強い低感度を使えます。フルサイズのノイズに強いセンサーでもISO12800が必要なシーンにおいて、ISO100以下の感度まで落とせます。フルサイズ機も手振れ補正が付いてますので、例えばSonyの5.5段分と比較すれば、2段分低感度で写せます。例えばISO1600ならISO400といった感じです。
③Starry Sky AF
Starry Sky AFは、星に特化したAFらしいです。ほぼ無限遠にある小さい点にピントを合わせるアルゴリズムとの事、これに7.5段の強力な手振れ補正を合わせて、手持ちで星を撮ってしまおうという機能だそうです。つい最近、OlympusのIS300mmで月すら手持ちで撮れると驚いていた時に、そのうち星も手持ちで撮れる日が来るだろうなと考えておりました。どの程度の効果か分かりませんが、すごいです。
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