M42 オリオン大星雲(東京・埼玉県境の光害地)

 東京・埼玉の県境での撮影です。強烈な光害地で、どこまで写るのか試してみました。試したのは、もう一つ、赤道儀をTAKAHASHIのEM-200 TEMMA2にしたので、オートガイド撮影の調子を確かめるためにも実施しております。元々は、VixenのSXD2を使っていました。とても軽い望遠鏡をのせているのに、触っただけでぐにゃっと動く感じが辛く感じておりました。TAKAHASHIのガチっと動かない感じを求めて中古でTEMMA2を入手しました。V24での駆動だと導入も早いですし、安心感が違います。最初はオートガイドとの接続で苦労しました。結局、中古のケーブルが不調で、新しいモノを準備してなんとかなりました。あとは良く各種設定を勉強して追い込んでいきたいと思います。
 私は、ステラショットを使っているので、赤道儀が変わっても操作性としては殆ど影響を受けません。赤道儀とPCをつないでTAKAHASHI独特のセッティングさえすれば、撮影自体の操作はSXD2の時と同じです。
 各種調整のために身近な環境で調整しながら撮影です。光害地なので光害カットフィルターを付けて、更に光害で露出オーバーにならないように、露出低めで撮影しております。またこの環境だと、写しやすい対象が良いかなとM42にしました。試し撮りなので、撮影時間も短いですし、ダーク補正もせず、コンポジットのみ実行しトリミングしております。
 M42は明るいのでなんとかなるかと思っていましたが、光害地でもなんとか写るものですね。少々、ぼやっとしております。ピンボケでしょうか?それともガイドが少し安定しないのか?研究しなければ。
 なかなか忙しくて遠征に行けないので、経験も積めないでいます。少しでも星の分野も上手に撮影出来るようになりたいので、光害地でもめげずにトライしたいと思います。あと、コンポジットと調整作業も難しいですね。勉強することばかりです。

<撮影データ>

・2020年2月1日
・撮影地:埼玉
・ISO:400
・露出時間:合計195秒=13秒×15枚(コンポジット)

<撮影機材>

・カメラ:Nikon D810(IR改)
・光学系:BORG 90FL +フラットナー1.08×DG+IDAS LPS-D1
・ガイドカメラ:QHYCCD QHY5L2-M
・赤道儀:TAKAHASHI EM-200 Temma2
・制御系:ステラショット/MacBook(Windows10)

コメント

タイトルとURLをコピーしました