Nikon D810Aについて

 D810のIR改造機があったので我慢していたのですが、ついにD810Aを購入しました。理由は、D800とD810(IR改)、D850の3台持ちは厳しく、D810Aを購入すればD800とD810(IR改)が不要と思ったからです。D850はそのうちZシリーズに変えてしまう可能性があるので、普段使いにも期待できるD810Aが良いと考えておりました。※ちょっと、最近のD810Aの値上がりはすごいですが。D850より高いなんて...

使ってみた印象

 何より天体専用カメラなので、星の撮影ではしっかりHα線の光を捕らえて良く写ります。星の作例などは別途UPしますが、D810(IR改)も星撮影には優れていると思っていたので、差はあまり感じておりません。D810(IR改)の方が少し赤みが強いかも知れませんが、好みの問題と思います。星撮影用のBULBモードがあるのがありがたく、30秒以上の設定が出来ますし、ノイズの少なさはたいしたものです。ダークファイルをISO6400で60秒で撮って見たところ以下のイメージです。D810(IR改)もとてもノイズが少ないと思いましたが、D810Aは更に上に感じます。もう、私みたいな素人にはダークファイルをいちいち気にして撮るのを止めたくなるレベルです。

ダークファイルの例

普段使いとしての比較

 星が良く写るのは当たり前として、普段使いとしてどこまで使えるかが、私の気になるところなので、比較してみました。ひどい被写体ですが、電線の前後でボケ具合や木の枝などで解像感を見るのに良く使っている被写体です。良い悪いは別として自分なりの固定の被写体を持つと普段からいろいろ気づきがあって良いです。
 条件としては、機種毎の標準のISO設定で全てAUTOの撮影です。露出補正はありません。

D800

 少しコントラストが低いですね。D850の絵を見たときあれ?コントラストが高いと思ったのですが、最近のNikonの傾向なのでしょうか?D810Aの写真を見てもD850よりのコントラストです。長い間D800の絵になれていたので、最初は戸惑いました。

D810A

 赤い被写体が無いので影響を受けていないのかも知れませんが、全く問題ないと思います。ネットでは、赤い被写体で強く赤みが出る場合があるとの事ですが、D810(IR改)でも何とか調整しきれるのでRAW出しで調整すれば問題ないと考えています。プロでは無いので、すぐにJpeg撮って出しでクライアントに渡す必要も無いので、アマチュアとしてはアリだと思いました。

D850

 D850は解像度が違うの3枚とも同じ位の所でトリミングしています。なので色味だけの比較出みて下さい。D810Aとあまり差を感じません。D810の頃からNikonは色味が変わってきた感じがします。機種によるのかなD800シリーズは高解像機なので、そのための絵の出し方なのかも知れません。

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