SWAT-350/システム構成

 この夏の旅行では、SWAT-350で星の撮影をしたいと考え、機材のシステム改良を続けております。一度動作確認をしたいのですが、なかなか梅雨も明けないので、出来ないでいます。それでも組むだけ組めば様々な気づきがあり、細かいところの修正を行いながら改良中です。

構成上の工夫

・飛行機で持ち込むだけの小型であること。
 荷造りしないと最終結論がでないですが、毎年持っていく機材を考えると何とかなるかな?
・三脚は通常のカメラ撮影と兼ねるため、GITZO3型カーボン脚とする。
 今回、センターポールを取り、フラットプレートを付けて軽量化とガタツキ防止をおこないました。GITZOのシステマティックシリーズは、この様なトップのユニットを交換できるのが良いです。フラットプレートの上にUNITECの微動装置を固定しました。通常の写真撮影では、自由雲台に変えます。
・しっかりとしたドイツ式赤道儀
 今回、カメラとSWATの間に微動装置付きの回転装置を付けてドイツ式赤道儀として成り立たせました。
・PoleMasterの位置変更
 PoleMasterは、この投稿で記載した構成でしたが、カメラ側の重量が重いため、出来るだけ回転軸にカメラ側を近づける位置にしたところ、ダブル雲台ベースの下側に直接固定できました。テーパーキャッチャーは、回転装置の受けとして流用。
・一軸ガイドの実現
 普段、遠征に使っているガイド鏡はKowaに置き換えて、望遠鏡の横に取り付けました。

BORG 55FLでの構成

 55FLは軽いので、プレートを大型にしてガイド鏡を前に持ってきてカメラとのバランスをとりました。しっかりとバランスが取れています。この構成が今年のメインになるのかな?

BORG 71FLでの構成

 BORG 71FLになると、多少大きくなります。バランスを考えるとこの写真のイメージでした。Nikonマウントのしっかりとしたのが欲しい。今どきは、72FLが発売されているので、本当は入手したいですが...

Carl Zeiss Apo Sonnar T*2/135mm ZF.2での構成

 自由雲台を付けて、カメラの横にガイド鏡を移動させて、一般の一眼レフレンズでも撮影できるようにしました。Carl Zeiss Apo Sonnar T*2/135mm ZF.2が、星撮りには結構良いとのネットの情報にすっかりその気になっていて、頑張りたいと思います。雲台はマンフロットの自由雲台でアルカスイスのアリミゾが付いています。しっかりと固定できるので気に入っています。自由雲台もレンズも重いので、この構成ですとウェイトが端までずらしてギリギリの状態です。これ以上重いレンズはちょっと辛くなります。
 更に35mmの良いレンズが欲しくて検討中ですが、重さは35mmなら大丈夫でしょう。

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