TECHART TZE-01をお試し中です。

Zマウントの魅力とマウントアダプター
Nikon Zシリーズのカメラが中心になり始めておりますが、Zマウントの魅力はフランジバックの短さとマウント径の大きさです。フランジバックが最短の16mm、同じNikonのNikon1でも17mmでもっと長い。フルサイズミラーレスの元祖的存在のEマウントは18mmで2mmながいです。そしてその2mmを埋めるリングが写真のリングです。
このTZE-01ですが、なかなか優れものでAFも機能します。電子絞りも連動します。恐るべし中華パーツ、しっかりZマウントの電気信号の解読を進めているようです。
素晴らしいのが、Eマウントの様々な資産が活かせる理屈になる事です。Eマウントは、サードパーティー製のレンズを含めて多くの選択肢があります。全体的に安い傾向にあるのも良いですね。Zマウントのレンズは純正でもあり相対的には高いのが多いです。CanonのRFレンズなんかは、もっと高い印象ですね。
普通の大三元レンズやSIGMAのレンズ郡などはFTZを通してFマウントを使えば良いですが、Eマウント固有のZEISSレンズやSONYのSTFレンズなど使ってみたい個性的なレンズがあります。これらレンズを試したいです。このアダプターでEマウントのレンズが増えたら、Sonyのα7も欲しくなりそうで怖いですが...
注意点
これ使ってみての注意点を少々記載します。
(1)AFが効かない事がある
カメラこのTZE-01を通してレンズを付けたとき、カチっと指定の位置に取り付いてもあそびが大きいです。つまり少し左右に回転る感じです。問題は、位置によってはレンズを認識しなくなります。レンズを認識しないので、当然AFが効きません。撮影していて、あれ?ってなることが時々あります。
AFが効かないだけなら位置を合わせ直して、レンズを認識させて撮影すれば良いのですが、時々カメラがフリーズしてしまいます。ちょっと怖い。そんな時は、カメラの電源を切って再度やり直しです。
(2)最新のファームに自信が持てない
最新のファームが一番良いとは限りませ。実は最新に上げたらAFが効かなくなった経験があります。現在、V4.1のファームがでておりますが、私の使用環境(Z6やZ7)ではV2が一番安定しております。なんでなのでしょうね。怖くて最新版に上げていません。不都合を感じたらV-UPすれば良いかなと考えております。
ちなみにファームアップはUSBケーブルでUSBDOCをPCにつなぎます。TECHARTのホームページからファームアップのプログラムをダウンロードして、実行すれば出来るようになります。
(3)マニュアルレンズは注意
AFを連動させないレンズに対しては、SHOTENのSE-NZ等が良いです。余計な電子接点があるとカメラが上手く動かないことがあります。
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