Batis 2/40 CF

人気の高いBatis 2/40 CFを購入しました。

 Zマウントへのマウントアダプター(TZE-01)を使って、Zに取付る前提で購入です。中古ですが比較的良い状態でした。先日までBatis 1.8/85で遊んでいましたが、Zマウントの85mmを購入したので手放しました。Batisの中では40mmは人気ですね。マクロレンズの分類にも入れられるほど寄れますし、40mmの焦点距離がスナップにはちょうど良いです。F2であれば開放F値としても大三元を超える明るさで十分な部類ですし、軽さもあって狙いの良いレンズだと思います。テーブルフォトにも良さそうですね。
 個人的にZEISSが好きで純正以外ならZEISSを選びたいと思うのですが、Distagonタイプ(要はレトロフォーカスだと思うのですが)は、初めてとなります。楽しみです。

試し撮り

 さっそく、近所をお散歩しながら試し撮りです。

 まずは、開放F2.0での絵です。印象としては十分なシャープさはあるのですが、シャープ過ぎない綺麗な柔らかさがあります。柔らかさとシャープさのバランスが良い感じですね。周辺光量落ちもBatis 1.8/85みたいに大きくないので癖がないですね。ボケも柔らかいですし、人を撮っても良さそうです。40mmは扱いやすいですね。50mmって少し長い感じです。35mmはとても好きな標準域の長さですが、40mmは標準として広すぎないのが良いですね。このレンズは寄れるので、この写真の様に近づけばメインの被写体にピントを持っていきながら、背景をシンプルにしやすいです。

 最短撮影距離で撮影してみました。もう一つピシッとしていないので、わずかにピントがズレて被写体ブレも起きているかも知れません。風が吹いていると難しいですね。試し撮りの狙いとしては、小指の先ほどの花とハチがどの程度に写せるか、最短撮影距離24cmで倍率1/3.3倍とハーフマクロまでは届かないこの中途半端さがどんな感じかです。結構、大きく写せますよね。これだけマクロ感が出せて、軽いなら使いやすい感じです。人気があるのも分かります。
 ハーフマクロまでいけばCarl Zeiss Milvus 2/50M ZF.2に興味があって、何れ入手して試したいですが、こちらはAFの強みがありますね。

レンズラインナップとしての位置づけ

 やばいですね。このレンズがあるとZ50mmf/1.8SとZ35mmf/1.8Sを2本持つ意味が分からなくなってきました。特別明るい訳でもなく、特別寄れるわけでもなく、解像感の凄みだけに感じちゃいます。  
 このレンズの寄れる強みを活かしながら、前後の焦点距離の違いは足と構図でカバーすれば何本も持ち歩くより良い気がしてきました。f/1.8との開放f値の違いってこの焦点域では決定的に大きい訳じゃないですからね。それならZ50mmf/1.8SとZ35mmf/1.8Sを売って、Z50mmf1.2SにレベルUPするなどもありかな。気になるのは、マウントアダプター越しの利用なので、Batis 1.8/85よりは少ない印象ですが、時々電子接点の接触でAFが効かない時があります。あとはボディのプラスチック感かな。

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