NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sを購入しました。
やはり一度大三元レンズの性能を理解すると、揃えてしまいたくなります。標準・望遠・広角とZシリーズの大三元を揃えました。私の場合、大三元のそれぞれの焦点距離の範囲からすると、一番使用頻度が低いのが14-24です。なので一番後まわしになりましたが、ZのS-Lineの素晴らしさは実感しており、何れ買うことになると思っていました。代わりに、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは売却しました。星景写真でも使うことになるでしょうし、最近は望遠にハマっていますが、元々広角好きなので風景等で出番も出てくるでしょう。
ここまで贅沢なレンズを揃える必要があるかと言うと、矛盾するようですが、あまり必要性も無いと思っています。実際、機材の重要度って小さく、それよりも写真を撮る機会とセンスを磨いた方がよっぽど良いかなとは思っています。40年以上も写真を撮っていると、コンパクトカメラでも良くなってくる。ただこんな重い機材を何本もぶん回して撮影を楽しむのって今のうちかなとも思い、Zシリーズ移行に伴い拘って良いレンズを揃えています。
神レンズと称されたAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDも使ってきましたが、大きく重くデメキンレンズだったので扱いが大変でした。Zの14-24mmは、とても軽量化されたので扱いやすさも加わって利用頻度が上がりそうです。紅葉シーズンが楽しみです。
試し撮り
さっそく、お散歩ついでに試し撮りをしました。
高架線の下で青空とのコントラストを狙ってみました。目立つ歪曲収差もないので、人口物でも気にせずに思いっきりパースを効かせた写真に仕上げられます。解像感も最新のZシリーズらしく極めて高いと感じます。フリンジなども感じず、コントラストも高くて本当に抜けが良い感じです。拡大したときの日陰の金属感なんかは見ていて、すげーと思わず声を上げてしまいました。
もう一つ逆光性能を確認しようとわざと太陽をまともに入れて撮影しました。太陽のすぐ下に建物を持ってきてフレアやゴーストが見えやすくしました。全体としては、十分な抜けの良さです。ゴーストが見つけられないレベルです。ただ右側の建物にはフレアぽい縦線が出ました。
拡大した写真が以下の写真です。
上の方は太陽をまともに入れたので、飽和して真っ白になっています。電線もよく粘って写っていますが、流石に光の中に溶け込んで消えてしまってます。
そこらか下の建物にフレアが縦方向に広がりました。他にも同じ様な写真があって、この縦フレアはこのレンズの癖かもしれませんが、いろいろ撮らないと分からないです。ちょっと、極端に悪条件に寄せすぎていますが、広角は太陽を拾いやすいので今後も気にして撮影しようかと思います。ちょっとNikonレンズの逆光性能が高いので、粗探しして見つけると逆に気になってしまいます。
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