オリオン座(11月7日)

 11月7日に戦場ヶ原へ、星撮りに行きました。戦場ヶ原での撮影は初めてでした。ちょっと、一般のキャンパーなど人が多く車のライトが気になる場所だなと感じました。

 この日は結局雲が出て望遠鏡を出しての撮影はあきらめておりました。ただ少しだけでも薄くなり星が見えるようになると、ダメ元で撮影しようと考えSWAT-350でカメラレンズで撮影しました。薄雲がどんどん通り過ぎる中60枚のオリオン座を撮影してみました。
 結果はイマイチであきらめていたのですが、ちょっと現像処理を頑張ってみようと思い挑戦しました。結果的に上の写真の通り、なんとか仕上げることができました。私の腕では限界です。
 やっとPhotoshopの使い方が分かってきた感じです。まだまだ初心者の域を超えないのは分かっているのですが、少しでも進歩しているのが実感できるので楽しいです。無理矢理コンポジットすると雲の形は無くなり単なる色カブリの様になりました。その後色カブリの補正を繰り返して何とか形にしました。
 レベル調整なしの元画像の1枚が以下の写真です。まだ雲が少ない写真で以下のレベルなのでキツイです。周囲の色カブリがキツイところはトリミングしております。

元画像の1枚

撮影の振り返り

 雲が出ても意外と頑張れば写真に仕上がるのを学べました。フラット補正やダーク補正はやっと普通に実行出来るようになりました。その上でレベル補正していると、やはり露出時間が重要なのかなと思いました。今回ダメだと思っていたので30分だけにしましたが、今後は1時間以上撮影してコンポジットしたいと思います。
 レンズは、NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sなのですが、周辺の点像も流れること無く星には適したレンズと感じております。広角24mmでの撮影だったのですが、ノータッチガイドでしたので、星が流れるのが怖くて30秒の露出にし枚数を稼ぐ方向で撮影しました。星が流れた写真は無かったので24mmクラスであればもっと長い露出も可能だと感じました。SWAT-350でのノータッチが手軽で楽しく感じております。今後は1分露光で露光時間も稼ぐ事を考えたいと思います。

撮影データ

・2021年11月7日
・撮影地:栃木県戦場ヶ原
・ISO:2000
・露出時間:合計30分= 30秒×60枚 (コンポジット、ダーク補正、フラット補正)

撮影機材

・カメラ:Nikon Z6(HKIR改造)
・光学系:NIKKOR Z 24mm f1.8 S
・赤道儀:SWAT-350
・現像処理:ステライメージで処理後、Photoshopでレベル補正など

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