BORG 55FL購入

 久しぶりの天体ネタです。BORG 55FL で軽量システムを構築中です。可愛い天体望遠鏡です。とっても小さい。

BORG 55FL

BORG 55FLの紹介と購入目的

 すっかりBORG沼の私ですが、とっても軽量なシステムを作りたいと考えていて、しかもNikon D810Aに付けるのにフルサイズ対応が前提で検討しております。理由は、車ではない旅行にD810AとともにSWATを持ち出して最低限の天体撮影環境を作りたいとの思いです。
 BORG 55FLは、ピントがシビアだそうですが、レデューサーと合わせて200mF3.6というスペックでカメラレンズみたいな感じになります。もちろんカメラレンズで星を狙うのもダメなわけではないですが、無限遠に特化した設計の望遠鏡として200mmF3.6フルサイズ対応って、なんか良いです。自粛から梅雨になり試し撮りすらできないでおりますが、いずれ作例も上げたいと思います。

パーツ構成

 写真の構成は以下の通りです。
 ・ミニボーグ55FL対物レンズ【2555】
 ・M57ヘリコイドDXII【7761】
 ・M57/60延長筒L【7604】
 ・レデューサー0.8×DGQ55【7880】
 ・カメラマウントホルダーM【7000】
 ・カメラマウント ニコン用【5003】
 ・マルチバンド60Φ【7065】×2
 ・K-ASTEC アルカスイスプレート
 55FLとしてはとても標準的な構成と思います。【7065】を2個にK-ASTECのガイド鏡などを取り付ける時によく使われている小さなアルカスイスプレートで固定しまました。この構成で約900gです。軽い!

パーツ構成は試行錯誤中

 取り急ぎ軽さ優先で先ほどの写真の通りにしたのですが、M57ヘリコイドDXIIの回転を固定するネジがプレートに干渉してしまいます。天体撮影では無限遠だけピントが合わせられれば良いので、そんなにグルグル回さなです。なのでおおよそで合わせたあとにネジを付けて、正確に合わせた後に固定でも良いかとは思っています。
 また、レンズが軽すぎてカメラ側の重みが大きすぎます。D810Aを付けた状態でプレートの一番後ろに重心がきます。この状態だとおそらく上手くバランスが取れない気がしております。

 M57ヘリコイドDXIIの回転を固定するネジを取り付けっぱなしにできるメリットと、重心を前に持って行って、SWATに取り付けたときにバランスを取りやすくする構成を考えました。マルチバンド用スペーサーL20【7020】を鏡筒バンドに付けて、ロングプレート200【3200】に載せました。これなら大丈夫ですが、せっかく軽い構成にしたのに迷うところです。M57ヘリコイドは何種類か出ていますけどガタつくのも気になります。この構成なら前でガチっと固められるので良いですが、ピント合わせが面倒くさそうです。
 いろいろ試行錯誤できるのがBORGの良いところなのでもう少し考えますが、ここがBORG沼たる所以ですね。そしてSWAT沼にも落ちております。

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