Zマウントに変更したので、まずは50mmの単焦点を購入しました。
ZマウントになってのF1.8シリーズは、Fマウントの時のF1.4シリーズの様な気合いの入れ方なのが良いですね。ただF値を単純にスペックとして見てしまう人はF1.8シリーズを廉価版の様に見て、嫌う人がでそうですね。D850に比べて圧倒的に小さく軽いZ7のメリットを活かすには、F1.8で画質追求のレンズを作って全体を軽く小さくするべきと考えたのかも知れません。個人的には良いなと思います。Zマウントとしては、F1.4シリーズは出さずに、F1.2になるのかも知れませんね。
試し撮り
早速試し撮りをしました。購入前からAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gと比較したいと考えておりました。理由は、絞り込んだときのシャープさが私のレンズの中でトップクラスであったためです。ただし、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gは、絞り開放だととても柔い絵になります。絞ったときの変化が面白いレンズです。Zマウントの単焦点も解像感等で評判が良いのでどの程度か確認したいと思いました。
比較は三脚に建てて、Z7で同じ設定(ISO100,F8)で撮影しております。中央の解像感が高いのは当たり前なので、左下の角あたりの画像を等倍で切り抜きました。
Z 50mm f/1.8 S
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
どうでしょう。ちょっと、感動しております。どちらも木の枝一つ一つがちゃんと解像しております。設計が新しいと言うのもあると思いますが、焦点距離の違い程度で十分に58mmとに匹敵する絵が出ております。甲乙付けがたいです。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gは、今でも新品では17万円を超えるような高級レンズです。NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは、7万円を超える程度です。f1.4とf1.8の違いがあるのでこの値段差を同じ土俵で比較できませんが、夜景など絞り込んで三脚などでしっかりと解像感を出すような被写体であれば、このコストパフォーマンスはすごいなと思いました。開放でのサジタルコマフレアーの出方とかもチェックしたいと思います。
Zのf1.8シリーズは20mmとか35mmとか欲しくなりました。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gは、焦点距離も近いので売却しても良いかも知れません。まだ星撮り様にD810Aのカメラが有り、Fマウントのレンズも星に強いレンズだけは当面残したいので迷うところではあります。
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