KANI HT100NZ1424 購入!

KANI HT100NZ1424 for Nikon Nikkor Z 14-24mm f/2.8 Sを購入しました。

  Nikkor Z 14-24mm f/2.8 Sは、Fマウント時代のAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと比べてデメキンレンズ感がほとんど無くなったので、前面に一般的なフィルターが付けられます。私はKANIの100mm×100mmサイズのフィルターを使っています。もっと大きい150mm×150mmではないのではないので、ケラレるのでは無いのか?が気になっておりました。KANIから Nikkor Z 14-24mm f/2.8 S 用のアダプターが発売されていたのに気づき購入しました。
 当然100mm×100mm用のアダプターなので結論は使えますが、注意事項がありました。

装着イメージ

 実際に装着したイメージです。同じくKANIのND400を一番レンズ側に取り付けております。

 コンパクトに装着できます。良い感じです。
  AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 時代はフィルター付けたかったですが、確か150mm×150mmサイズだったと思います。他のレンズにも使いズラ荘ですし、大きくて不格好なので嫌っていました。

装着方法

 装着方法は、丸いアダプターをレンズの遮光フードの溝に直接はめます。

 KANIの文字の左下にある白いマークをレンズの正面上に合わせて入れます。
 遮光フードと同じように、ぐるっと回し写真の位置まで回すと止まります。

 遮光フードと同じ取付で済みますが、内側にスポンジがあり遮光フードよりちょっと強く回さないと入らないです。おそらくレンズが前に付くので重みに耐えられる様にしっかり取り付けているのだと思います。ズレる心配はなさそうです。スポンジのおかげでキズも付かないと思いますし安心できます。

 実際の100mmホルダーの装着は、KANIのPLフィルターを取り付けるHT100-82に100mmホルダーを取り付けるのと同じです。写真の様に矢印の先のツマミを引っ張って取り付けるだけです。

ケラレの確認

 問題はケラレが発生するか確認しました。当然広角端の14mmの場合です。確認のため部屋の壁をピントを無限遠にして撮影しました。

 右上と右下にちょっとケラレが出ております。少しだけ斜めになっておりました。これ斜めを解消すると気にならなくなりますが、ちょっとでも斜めになるとすぐにケラレが出ると言うことです。ちゃんとすれば大丈夫。ちょっと神経を使いますね。逆に斜めは無理です。以下のイメージになります。

 思いっきりケラレまくってます。斜めになんかしなければ良いと言うことですが、注意が必要で100mm×100mmの四角いPLフィルターを入れた場合クルクル回して調整が出来ないと言うことになります。また、ND系のハーフフィルターなどでも斜めの使用が少なくとも14mmにおいては出来ない事を意味します。これだけが注意事項でしょうか。単純なNDフィルターであれば、 Nikkor Z 14-24mm f/2.8 Sは、レンズのマウント側にフィルターを入れられるのでこちらが良いかもしれません。

結論

 このレンズのために、わざわざ100mm×100mmのKANIのフィルターをいくつも揃えるのであればお薦めできないです。私の場合、元々100mm×100mmのフィルターをいくつか持っているので、それをこのレンズにはめられるのであれば、多少制限があっても数千円なら価値を感じました。
 結局、用途次第なので、例えば明るい昼間に川の流れを表現したい(シャッタースピードを落としたい)、星景写真でハーフフィルターを入れて光害を低減しながら取りたい等、他のレンズと共通化を図りながらKANIのフィルターを使い回すには良いアダプターだと思います。

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