NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

　Z 50mm f/1.2 S 購入です！

　ついに開放F値1.2のレンズと手に入れました。Fマウント時代も含めて開放F値1.2のレンズを所有したことがありません。ボケ量だけで言えば、85mmのf1.4や135mmのf2あたりとそんなに変わらないと思うのですが、50mmの画角で大きなボケ量を出せるのが魅力的に感じます。
　それに私がフィルム時代に衝撃を受けたレンズの一つBiogonの設計を発展させているとの事で、いつかは入手しようと考えていたレンズです。以前CONTAX GシリーズのBiogonを含むZマウントでの評価を投稿しているのですが、デジタルには合わないのかBiogonは特にいまいちでした。ですが、Zマウントの特性を生かしてミラーレス時代に復活と解釈もできるのでワクワクが止まらないです。
　第一印象は購入前から評判として知っていたので、確かに大きいが思ったほどではないと感じました。これならまだ使う気になれるなと。最近まで、SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Artを使っていたので、これに比べれば小さく使いやすいです。SIGMA 85㎜ F1.4 DG HSMはホールドも悪いというか太くて持ちにくいうえに滑りやすいので、ちょっと怖い感じがあります。Z 50mm f1.2 Sは、しっかり持てます。

試し撮り

　桜の撮影に行ったときの写真です。

　綺麗なボケです。メインの花が、背景の花とかぶって分かりづらくなるところですが、とても立体感が出ており成り立っております。このレンズの特徴が良くでているのかなと思います。枝なんかもボケが汚く出がちな被写体ですが、これは綺麗ですよね。花にもよく合います。
　当然、ポートレートにも使いたくなるレンズなのですが、掲載しませんが家族の写真でいろいろ撮影したところ、ピント面での十分すぎるくらいの解像度を抑えるために明瞭度を少し下げて写した時の出来上がりの良さはハマりました。ボケの綺麗さが活きてきます。
　まだ出かけられていませんが、都会でのシャープな絵も確認してみたいです。本当にいいレンズです。