Z 24-120mm f/4 SとZ 24-200mm f/4-6.3 VRの比較をしてみました。
高倍率ズームとしてZ 24-200mm f/4-6.3 VRは、人気が高いですね。24mmから200mmまでをカバーする高倍率ズームは、ほんと便利で軽さもあって魅力的だと思います。Z 24-120mmは、発売日に購入したお気に入りのレンズです。120mm域のf4と200mm域のf6.3だとボケ量としてもあまり変わらないかもしれませんし、画質が満足出来たら24-200mmもありかな?とも思っておりました。
ワイド側(24mm)での比較
撮影はZ7Ⅱを使い、三脚にカメラを固定して撮影しております。ワイド端で等倍で切り出した中央付近です。若干ではありますが、やはり24-120mmの方がS-Lineだけあって解像感が高いです。
テレ側(120mm)での比較
120mmに合わせようとしていたのですが、24-200mmは125mmにズレてしまいました。若干焦点っ距離が違うとの、テレ側はそれぞれの開放f値がことなるので条件はあっていません。
この比較では明らかに24-120mmの方が解像感があります。少しテレ側になると24-200mmはボヤっとした感じになりますね。当然200mmの方がズーム倍率が高く設計としては不利ではあります。同じ土俵で比較すること自体あまり意味もないかもしれないですが、S-Lineは解像感が高いですね。
結論
他ののレンズ比較でも感じましたが、S-Lineは解像感で分かりやすい差がでます。他にレンズが無いのであれば24-200mmの方が安くて焦点距離のカバーも広くて良いでしょう。私の場合、レンズはいろいろ持ちたい人なので、200mmは他でカバーします。24-120mmしか持っていなくてもトリミング覚悟で撮って切り出しても良いでしょうし、S-Lineの解像感はやはり安心できます。ファインダーで拡大表示したときもキレがあるとピントが合わせやすいですし、安心感があります。Fマウント時代のズームレンズに比べると24-200mmでも十分に解像感がある気がしますが、ZマウントであればやはりS-Lineが良いなと思います。
24-200mmは、もうしばらく使ったら手放すと思います。
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